人力飛行機ってなぁに?

言で言ってしまうと人の力で飛ぶ飛行機です。パイロットがペダルを漕いで、プロペラを回転させて飛行するため、高出力なパイロット(エンジン)と軽量な機体が求められています。ちなみにパイロットの出力は300W(0.3馬力)と言われています。しかし長距離飛行を考えてと負荷を250〜270Wほどにおさえておくのが一般的であるため機体はCFRP製のパイプを使用して軽く作られているものが多く有ります。(パイロットなどを含めても100Kg程度)




飛行機はなぜ飛ぶ?間違ってたらゴメンナサイ

まず翼の断面を見ると下の図の黒い部分ような形をしています。飛行機が前に進むと図の左側(飛行機の前側)から右側(飛行機の後ろ側)に風が流れ、このときに翼の下側よりも上側で流れる速さが速くなり、流速が上がると圧力が下がります(ベルヌーイの定理)。(ベルヌーイの定理とは、流れる速さの運動エネルギが流速が上がることで増え、その増えた分と同じだけ圧力のエネルギが減少すること)
図では圧力が黄<赤<青の順番で高くなっています。
このように翼の上側の圧力が下がり、下側の圧力が高くなれば揚力が発生して、飛行機は飛ぶことが出来ます。(これらの図はJavafoilで表示させることが出来ます)


      翼の周りの空気の流れ


       翼の周りの圧力分布


人力飛行機のテストフライトの様子はこちらから




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